単式簿記と複式簿記

2021/05/10

簿記・仕訳

✒単式簿記とは

取引を1つの勘定科目に絞って記載する方法です。
例えば・・・
 〇月〇日 支出 水道代   ¥3,000
 ◇月◇日 収入 売上    ¥10,000
こんな感じです。

※勘定科目とは・・・わかりやすく記録するための分類項目の総称です。
(上記でいう「水道代」や「売上」が勘定科目です。)

白色申告と青色申告」の記事でも、記載している通り、複式簿記を推奨していることから、単式簿記の説明はこの辺にしておきます。

✒複式簿記とは

単式は1つも勘定科目でしたが、2つ以上の勘定科目で記載する方法です。
単式簿記の例から・・・
 〇月〇日 水道光熱費 ¥3,000  /  現金  ¥3,000
 ◇月◇日 普通預金  ¥10,000  /  売上  ¥10,000
という感じになります。

左側を借方(上記の「水道代」や「普通預金」)といい、右側を貸方(上記の「現金」や「売上」)といいます。
また、記帳のタイミングルール「現金主義」と「発生主義」というものも影響します。
※「現金主義」と「発生主義」についてはこちら

この複式簿記では、5つのグループに分けられた「資産・負債・純資産・収益・費用」を表現し管理します。
  • 水道光熱費→「費用」に分類される。
  • 現金、普通預金→「資産」に分類される。
  • 売上→「収益」に分類される。

✅まとめ

複式簿記を簡単にするツールとして、やはり会計ソフトの導入が一番かと思います。

複式簿記を付けることで「損益計算書」で経営成績を、「貸借対照表」で財政状態を把握することができるようになります。

このブログを検索

アーカイブ

QooQ