定額小為替は、気を付けろ(仕訳)

2021/05/19

簿記・仕訳

現金のように使用できる、「定額小為替」(郵便局で購入できます。)

※「定額小為替」とは→郵送で、現金は送れないため(現金書留は特別です)、書類を送付する際に、一緒に同封することのできる金券(郵便局で購入できる)です。(封筒に入れて、送ることが出来ます。)もちろん、換金も郵便局になります。

50円~1,000円まであり手数料が、どの金額のものでも一律100円というのも、どうかと思いますが・・・っと愚痴は、この辺にしといて、

郵送で戸籍を取得する際に、各市町村で指定する支払い方法が「定額小為替」ですが、仕訳にはチョット注意が必要です。

定額小為替」は現金という扱いになりますので、購入時は、

<仕訳>

雑費(支払手数料:課税) ¥100 / 現金 ¥100

手数料のみを記載します。

※2022年2月より手数料が変更されますのでご注意ください。(¥100→¥200)


実際に、細かく分けると・・・

<仕訳>

現金(定額小為替)    ¥450 / 現金 ¥550

雑費(支払手数料:課税) ¥100

ということになります。

定額小為替を多く使用する場合は、このように仕訳して、現金には補助科目(定額小為替)を設定すると分かりやすいと思います。


では、戸籍簿謄本を取得する際に使用した場合は、

<仕訳>

租税公課(支払手数料:非課税) ¥450 / 現金 ¥450

窓口で現金で支払った際と同じ処理になります。

✅まとめ

定額小為替は現金と同じ扱いであること。
購入時の手数料¥100は、課税対象であり、官公庁が発行する証明書等は非課税であることに注意する。
※証明書等の支払いには、電子決済に対応するなど自治体には、お願いしたいものある。

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